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独自ドメイン+Wordpressでサイトを開始して半月

http://www.flickr.com/photos/15116075@N06/9701883395

photo by e-mariano

 

今月頭に独自ドメインでサイトを開始しました。
流行のスニーカーを、その歴史や開発の経緯から解説するサイトです。
およそ10日~2週間程度経過した状況ですね。

sneakers.tvmn.info

↑うまくサムネが出ない。助けて!

 

立ち上げの経緯としては、私自身がスニーカーを欲しいと思った際、「高くても良いから一番魅力的な一足が欲しい!」と思ったことがキッカケ。

何も考えずに、量販店で平積みにされているスニーカーを選ぶことは簡単ですが、その一つの選択にどのような思いを込めるのかで、買い物の充実感はかなり変わるのではないかと。だから、その商品の歴史や伝統、デザインの特徴などを分かりやすくまとめて、買う理由を教えてあげたいと思い、サイト開設にいたりました。

>>いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 第2版 WordPress 4.x対応 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

独自ドメインは開設初期は苦労する=マジ

さて、アクセスの話です。
正直な話、アクセスはまだ全然ありません。

独自ドメインでサイトがいわゆるGoogleネムーン状態に突入するには、数週間では全然足りないそうで、少なくとも数ヶ月は続けなければいけないようです。割と気の長い話ですね。

site:http://sneakers.tvmn.info」で見てみると、検索のインデックスはされているようなので、後は地道に順位上昇を目指すしかなさそうな気がします。

スニーカーはその商品の単価的な問題や、専門性の高さからあまり競合になるサイトは多くないように思います。
強いてあげるならオシャレ系のキュレーションサイトかなと。今回の超特化型サイトでアクセスを集める経験が出来たら、結構いい経験になるような気がするんですよね。

だから、取りあえず頑張って更新するしかないです。
すぐにアクセスを集めて何かしようと思ったら、絶対ブログサービスを利用した方がいいのですが、ブログサービスでは見れない手作りの楽しさを楽しんでいこうかなと。

継続する心

継続する心

 

 

味覇の中身は「創味シャンタンDX」だった!『ホンモノの味覇』を決める仁義無き戦い勃発

味覇(ウェイパー) 缶 500g

人気調味料「味覇(ウェイパァー)」
どんな食べ物でも本格中華風に仕上げてしまう、ある意味魔法の調味料です。

とりあえず、これをお湯に溶かして卵でも入れとけば中華スープが出来ますし、これと米を炒めればチャーハンが出来上がるというまさに主婦の味方。弱点を挙げるとすれば、どんな料理でもだいたい「味覇(ウェイパァー)」味になってしまうということでしょうか。

そんな「味覇(ウェイパァー)」が製造元ともめて、中身が変わるとのこと。つまり、今後製造され販売される味覇(ウェイパァー)は今までの味覇(ウェイパァー)を模した、商品になってしまうということです。

人気調味料「味覇(ウェイパァー)」の中身が変わる? 製造元との契約トラブル原因 食い違う両社の見解 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

味覇(ウェイパー) 缶 250g

味覇(ウェイパー) 缶 250g

 

 

事の経緯のまとめ

味覇(ウェイパー) 125gチューブ

どうやら、事の発端はキモイおっさんのトラックで有名な廣記商行が発売した、チューブタイプ「味覇(ウェイパァー)」とのこと。

もともと、「味覇(ウェイパァー)」という商品は、創味食品が製造販売している業務用の「創味シャンタンDX」を家庭用に詰めたもの。つまり、創味食品が製造し、廣記商行が販売流通するというビジネスモデルだったそうです。
それが、問題のチューブタイプでは、創味食品の作ったペーストは使わず、別の委託先と契約して売ってしまったということで、創味食品が激オコ。販売中止を求めたものの廣記商行は取り合わず、両社の亀裂が決定的になったということです。そして、30年以上続いた蜜月はあっさりと終わりを迎え、3月末での契約終了となりました。

味覇(ウェイパー) 125gチューブ

味覇(ウェイパー) 125gチューブ

 

 

もう、従来のウェイパーは食べられないの?

創味食品は廣記商行にレシピを提供していないとの事なので、全く同じ製造工程&原材料での味覇(ウェイパァー)はもう食べられないものと思われます。

今後は、「味覇(ウェイパァー)」の名を冠していても、別の工場で従来の味に近づけるために努力した商品として流通することになりますね。

じゃあ、もう味覇(ウェイパァー)は食べられないの?

いや、一つ裏技があります。
上で述べたとおり、「味覇(ウェイパァー)」は創味食品の「創味シャンタンDX」を家庭向けに詰めた商品です。

つまり、「創味シャンタンDX=今までの味覇」なのです。

そして、「創味シャンタンDX」は今年3月20日から家庭用「創味シャンタンDX」の製造と販売を開始したとの事。これを買えば、今までの「味覇(ウェイパァー)」と同じ味をまた食べることが出来るのです。

 

今後、店頭では「味覇(ウェイパァー)」と「創味シャンタンDX」が調味料コーナーで並ぶことになります。
一度は手を取り合い、そして袂を分かった両者。

まさに調味料の仁義なき戦い!世紀の潰しあいに注目です!

 

たった1さじで驚くほどおいしくなる 味覇(ウェイパァー)レシピ

たった1さじで驚くほどおいしくなる 味覇(ウェイパァー)レシピ

 

 

大塚家具、優勢だった父の敗因は「ペラッペラな中身」

社長解任 株主パワーの衝撃 (Mainichi Business Books)

大塚家具の件が先週の金曜日から大層盛り上がってまして、週明けの今週には一斉に朝のワイドショーが取り上げていましたね。

この件は、「どうでもいいけど、面白い」っていうバラエティ番組の必要要素が満たされた、近年まれに見る優良コンテンツなので、安心してみていられるところがとても楽しいですね。正直、大塚家具がどうなろうが直ちに生活に影響はありませんし、家具を買う際にも無ければ無いでほかの店で買うだけの話ですし、仮に無くなっても全く問題ありませんから。

結果的には、優勢と報じられていた父が敗北し、現経営者である娘の勝利という形で決着しました。
ワイドショーでもその内容がかなりの筒抜け状態で報じられており、もはや面白おかしくという表現がぴったりでした。

池井戸潤さんが早速次回作のネタにすることは間違いないでしょう。
ドラマ化の際のセットには是非大塚家具を利用してもらいたいものです。

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

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父か娘か「どっちがマシなのか」を決める泥仕合

地獄のババぬき 『このミス』大賞シリーズ

さて、優勢だった父が何故負けたのか。

様々なメディアで分析が行われておりますが、ホントのところこれしかないと思うんですね。

「どちらがより薄っぺらかったか」

以上です。

メディアでは、父は高級路線で娘はカジュアル路線みたいな、単純な対比軸で語られていましたが、正直、株主にとってそこの戦略はほとんど重要ではなかったように思います。株主の関心事は唯一つ、「どっちが経営した方が儲かりそうか」でしかありません。

高級路線かカジュアル路線かなんて本質的にはどうでもよくて、具体的に「どうやっていくら儲けるのか」をリアルに語れるのはどっちかということが議論されるべき事項なのです。

その点については、両者ともに不足感は否めません。
高級路線かカジュアル路線かという二元論で語られてしまい、どちらに多くの市場があって、どうリーチしていくのかという具体的な点がほとんど議題になりませんでした。つまり、両者ともに具体性が全くない中で選ばなければいけない、

「どっちもババだけど、片方がカラー印刷」

みたいな究極のババ抜き状態に株主は置かれてしまいました。
そうなると、もはやどちらがマシかという判断しか下せないですよね。

地獄のババぬき (宝島社文庫)

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父が自ら示した昭和の遺物感

人間、やっぱり情でんなぁ

その点、父陣営は戦略を間違えました。
父は、株主総会の場で「情に訴える作戦」を取ったのです。

これは完全に逆効果でした。
娘を一方的にこき下ろすだけで、どこがダメなのか、何故ダメなのか、どうして自分がふさわしいのかが全く見えてきません。「娘は難産で大変だった」とか、「自分は30年経営してきた」とか、「社員がかわいそう」とか、そんなの株主的にはどうでもいいんですね。

大事なのは、「あなたを選ぶとどうやっていくら儲けられるのか」なのです。
過去の栄光とかどうでもいい。この先任せて大丈夫なの?っていうところがポイントだったのです。

過去の栄光にすがり、他人をこき下ろすというプレゼンテーションは株主の芯を完全に外しました。さらに、母が出てきて事態は悪化。完全にババアは黙ってろ状態に突入したのです。株主の多くは思ったことでしょう。「ああ、なんだ結局高度経済成長の波に乗って、強運と気合で乗り切ってきた人なんだな」と。

そして、
「正直どっちもパッとしないけど、この父じゃダメなことだけは分かる」
という共通認識が株主に生まれ、めでたく浮動票の80%以上が娘側につくという結果になったのです。株主のニーズも捉えられない経営者に顧客のニーズが分かると思えないので。

世界一わかりやすいマーケティングの本 (East Press Business)

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冒頭でも申し上げたとおり、大塚家具がどうなろうが正直知ったこっちゃないので、ただただ楽しませていただいたわけですが、「上場企業の事業継承を個人事業の延長レベルでしか捉えられない人が上に立つと、どんな悲惨な末路が待っているか」というモデルケースを示したという点で、非常に良いサンプルになったのではないかと思います。

 

失敗しない廃業・事業承継のしかた事典

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