味覇の中身は「創味シャンタンDX」だった!『ホンモノの味覇』を決める仁義無き戦い勃発
人気調味料「味覇(ウェイパァー)」
どんな食べ物でも本格中華風に仕上げてしまう、ある意味魔法の調味料です。
とりあえず、これをお湯に溶かして卵でも入れとけば中華スープが出来ますし、これと米を炒めればチャーハンが出来上がるというまさに主婦の味方。弱点を挙げるとすれば、どんな料理でもだいたい「味覇(ウェイパァー)」味になってしまうということでしょうか。
そんな「味覇(ウェイパァー)」が製造元ともめて、中身が変わるとのこと。つまり、今後製造され販売される味覇(ウェイパァー)は今までの味覇(ウェイパァー)を模した、商品になってしまうということです。
人気調味料「味覇(ウェイパァー)」の中身が変わる? 製造元との契約トラブル原因 食い違う両社の見解 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース
事の経緯のまとめ
どうやら、事の発端はキモイおっさんのトラックで有名な廣記商行が発売した、チューブタイプ「味覇(ウェイパァー)」とのこと。
もともと、「味覇(ウェイパァー)」という商品は、創味食品が製造販売している業務用の「創味シャンタンDX」を家庭用に詰めたもの。つまり、創味食品が製造し、廣記商行が販売流通するというビジネスモデルだったそうです。
それが、問題のチューブタイプでは、創味食品の作ったペーストは使わず、別の委託先と契約して売ってしまったということで、創味食品が激オコ。販売中止を求めたものの廣記商行は取り合わず、両社の亀裂が決定的になったということです。そして、30年以上続いた蜜月はあっさりと終わりを迎え、3月末での契約終了となりました。
もう、従来のウェイパーは食べられないの?
創味食品は廣記商行にレシピを提供していないとの事なので、全く同じ製造工程&原材料での味覇(ウェイパァー)はもう食べられないものと思われます。
今後は、「味覇(ウェイパァー)」の名を冠していても、別の工場で従来の味に近づけるために努力した商品として流通することになりますね。
じゃあ、もう味覇(ウェイパァー)は食べられないの?
いや、一つ裏技があります。
上で述べたとおり、「味覇(ウェイパァー)」は創味食品の「創味シャンタンDX」を家庭向けに詰めた商品です。
つまり、「創味シャンタンDX=今までの味覇」なのです。
そして、「創味シャンタンDX」は今年3月20日から家庭用「創味シャンタンDX」の製造と販売を開始したとの事。これを買えば、今までの「味覇(ウェイパァー)」と同じ味をまた食べることが出来るのです。
今後、店頭では「味覇(ウェイパァー)」と「創味シャンタンDX」が調味料コーナーで並ぶことになります。
一度は手を取り合い、そして袂を分かった両者。
まさに調味料の仁義なき戦い!世紀の潰しあいに注目です!
たった1さじで驚くほどおいしくなる 味覇(ウェイパァー)レシピ
- 作者: 株式会社廣記商行
- 出版社/メーカー: 永岡書店
- 発売日: 2013/09/13
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