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フジテレビの通常回の「スペシャル」「特番」って何なの?詐欺なの?SEOなの?

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WEBの業界ではSEO対策というものがありまして、タイトルのつけ方や文章へのキーワード配置、細かなリンクの設置方法まで、様々なテクニックが存在します。

しかし、その対策は全てがユーザーのためになっているかというとそうでもなく、機械である検索エンジンに理解しやすい構文となるため、ユーザーに不利益になる場合も多々あるわけです。

そんな、SEO対策は基本的にはWEBの中だけのものでしたが、昨今ついに家庭のテレビにまで侵食してきています。

検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

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テレビ番組表のSEOが無法地帯状態

最近のテレビには必ず番組表機能、検索機能がついています。
この検索機能向けに、番組名を都合よく操作している番組が最近異様に増えてきているのです。
いわば、番組表SEO対策です。

 

その手口の中でも最も悪質なのは「SP特番詐欺」です。
最近最もひどかったのはフジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」ですね。

今週の放送のラテ欄を見てゲッソリしましたよ。
放送時間はいつもどおり木曜9時から一時間。
番組内容もいつもと変わらないタレントのお宅訪問回でしたが、それにつけられた煽り文句が、

とんねるずのみなさんのおかげでした【大爆笑1時間SP】」

いやいやいやいや!
1時間っていつもどおりだから!
「SP」っていつもの企画となんら変わらないから!!


これは余罪もありそうだぞってことで、過去分も調べてみました。

6/11放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【石橋ガチでお悩み相談】」

あれ?普通かなと思いきや、番組紹介文にありました。

「大好評!!石橋温泉ブチぬき1時間SP」

バカバカ!普通!普通だから!

5/28放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【面白すぎて緊急特番】」
「爆笑買うシリーズ丸ごと1時間SP!!」

5/21放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【必見爆笑1時間】」
「食わず嫌い男女2大俳優激突SP!!」

ちなみにどちらも放送時間1時間、内容特に特別感なしの通常回です。


もう、遡るのもつらいのですが、見つけた中で一番酷かったのはこれです。

5/7放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【今夜は緊急SP】」
「食わず嫌いは阿部サダヲVSすみれ面白すぎて自由すぎて緊急1時間ブチぬきSP!!」

あのね、食わず嫌いの時はほとんど一時間ブチ抜いてるでしょ?
緊急って言うのは、取れ高的に1時間でいっか~ってことで別にプレミアムな内容じゃないでしょ?

おじさん、そろそろ「特番」の定義が分からなくなってきましたよ。

 

他局でも散見する「特番詐欺」の新手法

最初は上記番組への憤りで書き出したこの文章なのですが、よくよく調べてみると、この特番商法はフジテレビだけではありませんでした。

日本テレビの人気番組「行列のできる法律相談所」もやりがちです。

行列のできる法律相談所 涙の再会SP坂上忍の恩人大御所女優N&岡田将生の親友S」
行列のできる法律相談所 人生最悪の日を告白SP綾野剛VSハイテンション柳沢慎吾
行列のできる法律相談所 大泉洋、初登場!話題の美女が告白!プロポーズされました巷で話題の謎の美女!プロポーズ初告白SP」

ちなみに、全て通常回です。

 

また、TBSは新手の手口を編み出しました。

やたらと「特番」ばっかりやってるイメージのTBS「ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」。この番組は、毎週土曜日放送ではなく、実質的に「炎の体育会TV」とローテーションでの隔週放送になっています。そして、スキップした分を繋げた2時間番組を「特番」と称して放送しています。

実際に放送時間がゴールデン丸ごと2時間なので、いわゆる我々の想像する「特番」の様式を守っているわけですが、そもそも実質的に隔週放送で2時間がデフォルトの番組なわけですから、デフォルト通りの放送を2時間だからといって「特番扱い」にしていると見ることも出来るわけで、ある種のロンダリングが行われているわけですね。

ジョブチューンのぶっちゃけハローワーク

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「視聴率」と「録画率」を取るためなら何をしても良いのか?

最近では、視聴者の視聴行動がリアルタイム視聴ではなく、録画視聴が多くなっているそうです。今までの視聴率だけでは、本当に見た人の数と乖離があるってことで、「録画率」も重視しだしているとか。

上で挙げた数々の特番詐欺ともいえる手法は、番組表で引きを作るというだけではなく、この録画率を意識している可能性があります。

最近の検索機能には番組名の検索だけでなく、出演者やキーワードに引っかかる番組を全て自動で録画する機能がありますので、番組検索で引っかかりやすくして、強制的に録画させる手口なのではないかと。

で、無理矢理にでも録画させれば、視聴率が低くても、「いや、この番組は録画率が高くて、好調なんですよ!」と広告主にアプローチできるわけです。


こういう妙な施策をして、視聴率・録画率を掠め取る手法はいかがなものかと。

そもそも、別段変わったことの無い番組内容なのに「特番」とか「SP」とか言っちゃうのって、不当景品類及び不当表示防止法」の定める「有利誤認」に当たる可能性もあって、違法行為なんじゃないでしょうか?

あれ?むしろ、こっちが本丸かな?

どうなん?

 

その表示・キャンペーンは違反です―イラスト版 規制緩和時代の広告・販促法

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人気TV特番タブー 疑惑の真相 (ナックルズブックス35)

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