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名乗るだけで「プロ」になれる職業になりたがる人たち

プロゴルファー猿(藤子不二雄劇場)

"プロ"ブロガーという人たちの生態が面白いなーと思ってちょくちょく見てたんですけどね。

ついに来るところまで来たなと思うのがこのブログなんですけど、プロブロガー(笑)業界では色々炎上案件をリリースして有名人らしい「みやもさん」という方。

この方が色々人生に悩んだ結果、ラッパーになるらしいですよ。

www.miyahaya.com

 

名乗るだけでなれる職業に俺はなる!

プロブロガー界隈をヲチしてる時も思ってたんですけど、この人たちが「なりたい!」っていうものって、名乗るだけで簡単になれるモノばっかりじゃないですか?

プロブロガーしかり。ラッパーしかり。Youtuberしかり。

どれもこれも、小学生でも名乗ればなれるものばかり。 

ブログで「プロ○○」になります!って言ってる人の言動や、そのチョイスを見てると、結局、個性の面において突出した何かや他者に認めてもらえるだけの努力やら何らかの成果を生み出せなかった人が、それでも何か言いたいっていうことで手近なものに飛びついたって感じが伝わってくるんですよ。

偉くなりたいとか、誰かに認められて褒められたいって言う気持ちは誰にでもあると思います。その「凡人だけど何かになりたい」っていう気持ちが、「人に認めてもらえる人間になろう」っていう努力の方向に向かって、努力の結果として肩書きがついてくるって言うのならわかるし、心から応援できるんです。 

でも、何者でも無い人が何かになるために、努力も経験も試験もいらなくて名乗ればなれる「プロ○○」っていうものに飛びつくのは、全く応援できないんですよ。
そんな手っ取り早く流行りの肩書きだけ欲しいみたいなやつ応援できます?

で、そういう人たちに限って、「社畜www東京で消耗www」とか言うんですよね。
でもね、プロブロガーたちがバカにするサラリーマンにだって尊敬すべき人間はいるし、本物のプロだっているんですよ。

ちょっと前にガイアの夜明けに出てた、スーパー公務員とか商社の人とかもすごいし、カンブリア宮殿に出てくる小さいスーパーの名も無きバイヤーとか、ボス潜入シリーズに出てくるバイトのおばちゃんだって、ものすごい誇りをもって仕事をしてるじゃないですか。しかもそれで金を稼いでるじゃないですか。ああいう人も立派なプロフェッショナルなわけですよ。

まずは価値を提供して、ちゃんと他人に評価されてから自称しませんか?

名乗ればなれる肩書きを名乗ってプロを自称し、日々、炎上狙いのブログ投稿をしている人たちは、まずは無駄に虚勢を張るのをやめて、等身大になることからはじめましょうよ。

手近なプロを名乗るのは、実は辛い努力や下積みから逃げてるだけなのに、「自分はチャレンジャーだ」とか自分自身に言い聞かせて正当化しているに過ぎないんだということを、まずは認めたほうがいいと思うんですよね。 

お金を稼ぐっていうのは、価値とのお金を等価交換することです。
自分の仕事や作ったものが評価されて値段がついて、等しいだけのお金と交換される。
結果、社会に何か貢献するっていうのが稼ぐということじゃないですかね。

炎上しそうなタイトルつけて、仲間内でSNS拡散して、ブクマしあって、PV上げて何万アクセス行きましたとか、情弱が食いつきそうなエロネタやサムネイルで動画クリックさせて何万再生行きましたっていうのは、何か価値を提供してるんでしょうか?

ラッパーになって、人の心を打って、それで評価されてファンがついてお金がもらえるなら、それは立派なものです。
実際に、それで武道館を埋められる人もいます。

でも、「ラッパーって、フリースタイルダンジョンとかで流行ってるし、カッコイイ。しかも資格も要らないから、今日から俺ラッパーです。よろしく」って言われても。

とりあえず、何でもかんでも自称からはじめないで、まずは他人から「ヤツはラッパーだ」って言われるようになったり、身内じゃない客からちゃんと評価されて100円でもおひねりをもらってからにしませんか?

そんなこんな。