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働きたくないブログ

とにかく働きたくない現実逃避ブログ

フジテレビの通常回の「スペシャル」「特番」って何なの?詐欺なの?SEOなの?

 シャープ 32V型 ハイビジョン 液晶テレビ AQUOS LC-32H20

WEBの業界ではSEO対策というものがありまして、タイトルのつけ方や文章へのキーワード配置、細かなリンクの設置方法まで、様々なテクニックが存在します。

しかし、その対策は全てがユーザーのためになっているかというとそうでもなく、機械である検索エンジンに理解しやすい構文となるため、ユーザーに不利益になる場合も多々あるわけです。

そんな、SEO対策は基本的にはWEBの中だけのものでしたが、昨今ついに家庭のテレビにまで侵食してきています。

検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

 

 

テレビ番組表のSEOが無法地帯状態

最近のテレビには必ず番組表機能、検索機能がついています。
この検索機能向けに、番組名を都合よく操作している番組が最近異様に増えてきているのです。
いわば、番組表SEO対策です。

 

その手口の中でも最も悪質なのは「SP特番詐欺」です。
最近最もひどかったのはフジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」ですね。

今週の放送のラテ欄を見てゲッソリしましたよ。
放送時間はいつもどおり木曜9時から一時間。
番組内容もいつもと変わらないタレントのお宅訪問回でしたが、それにつけられた煽り文句が、

とんねるずのみなさんのおかげでした【大爆笑1時間SP】」

いやいやいやいや!
1時間っていつもどおりだから!
「SP」っていつもの企画となんら変わらないから!!


これは余罪もありそうだぞってことで、過去分も調べてみました。

6/11放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【石橋ガチでお悩み相談】」

あれ?普通かなと思いきや、番組紹介文にありました。

「大好評!!石橋温泉ブチぬき1時間SP」

バカバカ!普通!普通だから!

5/28放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【面白すぎて緊急特番】」
「爆笑買うシリーズ丸ごと1時間SP!!」

5/21放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【必見爆笑1時間】」
「食わず嫌い男女2大俳優激突SP!!」

ちなみにどちらも放送時間1時間、内容特に特別感なしの通常回です。


もう、遡るのもつらいのですが、見つけた中で一番酷かったのはこれです。

5/7放送分
とんねるずのみなさんのおかげでした【今夜は緊急SP】」
「食わず嫌いは阿部サダヲVSすみれ面白すぎて自由すぎて緊急1時間ブチぬきSP!!」

あのね、食わず嫌いの時はほとんど一時間ブチ抜いてるでしょ?
緊急って言うのは、取れ高的に1時間でいっか~ってことで別にプレミアムな内容じゃないでしょ?

おじさん、そろそろ「特番」の定義が分からなくなってきましたよ。

 

他局でも散見する「特番詐欺」の新手法

最初は上記番組への憤りで書き出したこの文章なのですが、よくよく調べてみると、この特番商法はフジテレビだけではありませんでした。

日本テレビの人気番組「行列のできる法律相談所」もやりがちです。

行列のできる法律相談所 涙の再会SP坂上忍の恩人大御所女優N&岡田将生の親友S」
行列のできる法律相談所 人生最悪の日を告白SP綾野剛VSハイテンション柳沢慎吾
行列のできる法律相談所 大泉洋、初登場!話題の美女が告白!プロポーズされました巷で話題の謎の美女!プロポーズ初告白SP」

ちなみに、全て通常回です。

 

また、TBSは新手の手口を編み出しました。

やたらと「特番」ばっかりやってるイメージのTBS「ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」。この番組は、毎週土曜日放送ではなく、実質的に「炎の体育会TV」とローテーションでの隔週放送になっています。そして、スキップした分を繋げた2時間番組を「特番」と称して放送しています。

実際に放送時間がゴールデン丸ごと2時間なので、いわゆる我々の想像する「特番」の様式を守っているわけですが、そもそも実質的に隔週放送で2時間がデフォルトの番組なわけですから、デフォルト通りの放送を2時間だからといって「特番扱い」にしていると見ることも出来るわけで、ある種のロンダリングが行われているわけですね。

ジョブチューンのぶっちゃけハローワーク

ジョブチューンのぶっちゃけハローワーク

 

 

「視聴率」と「録画率」を取るためなら何をしても良いのか?

最近では、視聴者の視聴行動がリアルタイム視聴ではなく、録画視聴が多くなっているそうです。今までの視聴率だけでは、本当に見た人の数と乖離があるってことで、「録画率」も重視しだしているとか。

上で挙げた数々の特番詐欺ともいえる手法は、番組表で引きを作るというだけではなく、この録画率を意識している可能性があります。

最近の検索機能には番組名の検索だけでなく、出演者やキーワードに引っかかる番組を全て自動で録画する機能がありますので、番組検索で引っかかりやすくして、強制的に録画させる手口なのではないかと。

で、無理矢理にでも録画させれば、視聴率が低くても、「いや、この番組は録画率が高くて、好調なんですよ!」と広告主にアプローチできるわけです。


こういう妙な施策をして、視聴率・録画率を掠め取る手法はいかがなものかと。

そもそも、別段変わったことの無い番組内容なのに「特番」とか「SP」とか言っちゃうのって、不当景品類及び不当表示防止法」の定める「有利誤認」に当たる可能性もあって、違法行為なんじゃないでしょうか?

あれ?むしろ、こっちが本丸かな?

どうなん?

 

その表示・キャンペーンは違反です―イラスト版 規制緩和時代の広告・販促法

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人気TV特番タブー 疑惑の真相 (ナックルズブックス35)

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増えすぎたキュレーションメディアは検索結果を汚す悪魔と化した

石ころをダイヤに変える「キュレーション」の力

昨年頃からスタートアップのキュレーションメディアがブームです。
厳密に言えば、もう少し前から最初の波はあったんですが、本格的に火がついたのはその頃じゃないかと。

 

それ以来、有象無象のキュレーションメディアが立ち上がりました。
キュレーションメディアは横のPVの奪い合いこそあれ、基本的には検索流入によるPVがほとんどなわけですから、検索されそうな文字列をちりばめた記事をいかに増やすかっていうのがポイントなわけです。言ってみればテクニックもへったくれもないSEO対決です。

 

それぞれのサイトは飛躍的に記事を増やすためにキュレーターと呼ばれるWEBライター?のような人をそれぞれ囲い込んだり、投稿IFをオープンにしたり、まとめてくれた人に報酬を支払ったりして記事数を競っています。中にはクラウドソーシングを利用して記事を増やしている企業もあると聞きます。

 

昨今の「スタートアップブーム」において、様々なサービスが生まれては消える中、キュレーションっていうのは、起業アイデアとしては一番楽なんですよね。

 

正味な話、トラフィックをしっかり捌けるサーバーと少々のWEBデザイン力、そして最初の二ヶ月に集中投下できる資本さえあれば誰でもそこそこのサイトは作れます。あとは、他とちょっとだけ棲み分けるポジショニングをすればいい。

 

ただ、PVはそれで集まり、一定の収入も確保できるかもしれませんが、何かサイトや事業そのものに価値を生むことができるかというとそれはまた別の話なわけです。

 

先に私の立場をはっきりさせておくと、キュレーションに否定的なわけではありません。
検索という情報アクセス手法をより効率的にするコンテンツになっていれば一定の存在価値はあると思います。
しかし、それが事業として価値のあることかといえば、少し疑問という立場です。

 

一番引っかかっているのは、現在の粗製乱造状態が本当に良いのかということです。
キュレーションサイトは1日に多いサイトで数十記事を投下しますが、本当にそのサイトにまた来たいと思わせるだけの質の高い情報がどれだけあるでしょうか?

 

その多くは、検索を意識したタイトルとテキストで、実際の中身はほとんど引用に次ぐ引用と、キュレーターを名乗るライター?の主観的な感想で占められているというのが私の感想です。つまり、自ら何かの価値を生み出すのではなく、誰かが一生懸命生み出した何かの一節を拝借し、感想を述べているにすぎない記事が多いのではないかと。

 

数とSEOで勝負できるという市場の特性から、手っ取り早く儲けるなら誰かの何かを拝借し、質より量を投下するのが勝ちパターンな訳です。

 

そうなると、そもそも本来の存在価値は「ネットの水先案内人」として、「まとめることで検索以上の価値を生む」というところだったはずなのに、今やこの果てしない引用と粗製乱造によるPV集めの過程を経て、逆に検索結果を汚しているんではないかと。

 

そんなPV集めみたいな事業に億単位の金を出すベンチャーキャピタルの気が知れないなと思うわけですが、ある意味PV=金ならば、彼らからすれば仕入れて売るというベルトコンベア的な「機関」みたいな感覚なんですかね。

 

検索エンジン側も引用サイトはランクを下げるなどの対策をしているようですが、もっと抜本的に膨大な数だけを投下するキュレーションメディアは検索結果に出さないとかそのくらいのことはしてもいいんじゃないでしょうかね。

 

だって、検索以上の価値を出すのがキュレーションメディアなんだから、検索に頼るのはおかしいでしょ?

 

そんなこんな。

 

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

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「圧倒的利益」を生み出すキュレーション・マーケティング

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定額制音楽配信サービスは目指す方向を間違っている

http://www.flickr.com/photos/34325628@N05/7969337578

photo by ChrisGoldNY

事業者だけが盛り上がり中の定額音楽配信事業

サイバーエージェントとエイベックスが5月27日にスタートした「AWA」。
日本での開始は未確定ながらも6月30日に世界150カ国で開始する「Apple Music」。
そして、先日発表された、LINEとソニーミュージックの「LINE MUSIC」と、国内外で定額制音楽配信サービスがにわかに盛り上がりつつあるようです。

まあ、盛り上がりつつあるといっても、今のところは単に事業者側が盛り上がっているに過ぎず、ユーザー側は全く盛り上がっていません。
一見すると、崖っぷちの音楽業界が流行のIT企業に助け舟を求めているようにも見えますね。


こういう月定額のコンテンツ配信の形態を、サブスクリプション型というそうですが、言葉などはこの際どうでも良く、最大のポイントは定額制音楽配信を世の中のどの機能と置換させるのかがポイントだと思っています。

 

考えれば、技術革新は音楽業界の様々な価値を置き換えました。
iTunesはCDレコードショップの価値を置換し、着うたなどの音楽のデータ化はCDやMD等の媒体の価値を置換しました。

 

じゃあ、定額制音楽配信サービスは何を置換するのか?ということです。

 

その点、各社とも目指している方向は、CDレコードショップの置換、CDやMD等の媒体の置換という、すでに置き換えられた価値との置換に目が向いているように思います。

 

しかし、敢えて断言すると、その方向性は間違っている。

 

今の音楽業界に必要なのはタッチポイントの再生

私は、サブスクリプション音楽配信サービスが提供するべき価値は、

「音楽とのタッチポイントの再生」

だと思うんですね。要するに、テレビやラジオ、喫茶店のBGM、レコードショップのポップなどの音楽との出会いの機会を置換するということです。

 

iTunesをはじめとする、音楽のデータ化は、新しいコンテンツ流通を創出したのと同時に、音楽の「バラ売り化」を引き起こしました。
CMタイアップなどでサビだけ流れた曲を、その一曲だけ購入するという視聴です。それ以外の楽曲は全く売れません。


この選んで聴くという視聴習慣のなかで、偶発的な出会いの可能性は極端に減りました。
それにより、特定のメディアに載れない楽曲や、有名アーティストでもカップリング曲などはほとんど知られること無く、再生されること無く消えていく運命になるのです。

すると、今まで以上に一発屋的なミュージシャンは増えますし、ミュージシャン自身も短命化します。
昨今ではライブ回帰なんて言われていますが、実際にライブに足を運ぶと、ヒットした曲のサビの部分だけが盛り上がり、他の楽曲は客がただ手拍子のみなんていうパターンも珍しくはありません。
だから、最近では対バン形式のライブや数組のコラボライブなどが流行っています。あれは、ド派手なコラボをぶちかましたのではなく、単品ウリをするだけの実力が無いバンドが数曲の小ヒット曲だけでライブを実行するための苦肉の策です。

曲も売れない。売れても1DL数十円。ライブをする実力も無いとなれば、音楽業界は縮小せざるを得ないというものです。

 

音楽業界の再生のためには、未知の音と出会う機会、音楽とのタッチポイントの再生が絶対に必要です。

 

定額制音楽配信サービスは80年代のラジオを目指せ

そういう意味で、定額制音楽配信サービスは、80年代のラジオやディスコ、HMVのポップを目指すべきだと思うんです。

 

かつて、ラジオは新しいヒットの種や見所のある新人を、DJやスタッフが自らの目と耳で見つけ出し、視聴者に発信する流行の起点になっていました。漫然と楽曲を流し続けるのではなく、良いものを見極める目で選び、編集し、電波に乗せて新しい波を作り出す。そういう機能を担っていました。

また、ディスコではDJたちが様々なレコードを自ら聞き、選び、フロアで流しました。そこでは、その楽曲の発見や選曲の妙こそが個性となり、カリスマDJなども登場し、様々な流行がディスコから生まれました。

 

ラジオやディスコが流行の発信基地でありえたのは、そこに人の個性が介在していたからです。

 

人が発見し、人が選び、人が伝える。
良いと思ったものを、良いと思った理由とともに発信するから、さらに人づてに伝わって、ヒットが生まれたんです。


データ配信やストリーミングのように、聴いたことのある曲だけ選んで聴くという視聴習慣においては奇跡の出会いや新たなヒットは発生しません。iTunesが、自分の視聴歴の分析結果から機械的に選曲してくるオススメの楽曲に、今までに無い新しい感性や個性の介在する余地は無いのです。


音楽とどこで出会うのかということ。
そして、ただ機械的に出会いを演出されるのではなく、誰がどうしてオススメするのかという人の耳に基づいたレコメンドが求められているということです。


そういう意味で、ただ「安く気軽に聞ける」というだけの定額制音楽配信サービスには存在価値は無いと思うのです。
「若者には音楽が高くて買えないんじゃないか」「定額なら気にせず色んな曲を聴くんじゃないか」という安直なマーケティングなら、正直ガッカリだと。


そんなこんな。

野球界の「大谷にぶつけてはいけない」という無言の圧力はどうにかならんのか?

大谷翔平 二刀流

北海道日本ハム大谷翔平選手が投手として素晴らしすぎる活躍をしています。
高卒入団三年目にして、この球界のエース級の働きは松坂大輔ダルビッシュ田中将大涌井秀章などを思い出させ、すでに貫禄すら漂っています。

一方、打者としての成績は今年は振るっていませんね。
クリーンナップに座ることも多いものの、打率.200と起用に応えているとは言いがたい状況です。

ただ、数字自体は悪いものの、本塁打は3本打っており、コンディショニングの難しさもあるため、普通の選手ならもう少し我慢できる数字かと思います。

しかし、大谷選手の場合は、この数字は「悪い」といわざるを得ません。

それは、「大谷選手が球界全体に守られている存在だから」です。

 

 

強打者の宿命「内角攻め」

男道

通常、強打者は内角を厳しく攻められるものです。

例えば、通算ホームラン525本の清原和博は、通算死球数でも196とダントツのトップを記録しており、死球だけでプラス1.5年分の安打数とイコールになってしまうほどの数字を残しています。

また、球界至宝であり世界の安打製造機イチローは、210安打を放った翌年、18死球という驚異的な当てられ方で、もはや「死球攻め」と言われるほど厳しい内角攻めを受けています(清原でも最高は16死球)。これには当時コミッショナーも全球団に声明を発表したほどだとか。

当然、本人の回避スキルの高さにも関連しますが、基本的にクリーンナップに座る強打者は内角を厳しく攻められるものなのです。

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つ 男道 - 清原和博 (幻冬舎文庫)

大谷はまだプロの内角攻めを受けていない

ケンカ投法 (ベースボール・マガジン社新書)

その点、大谷選手はどうかといえば、昨年度は10本のホームランを打ち、クリーンナップの一角を担ったにもかかわらず、一年間で死球は0でした。

単純比較は出来ませんが、大谷選手より打数の少ない杉谷選手が、昨年は4死球を受けています。

さらに言うと、プロ入り以来、500打席近く立っていながら、死球は2013年に田中将大が与えた1つのみ。それも、指に引っかかったストレートだと思って普通に避けたら、実はカットボールで思ったよりも曲がったという類のもので、内角攻めの結果ではありません。

つまり、大谷選手は「プロの内角攻め」を受けていないんです。

もちろん、大谷選手は内角も払い打てますし、手足が長くベースから離れて構えられると言う点もあるので、不用意な内角攻めは出来ないという側面もあります。しかし、それにしても厳しいコースへのボールが少ないのは間違いないのです。

これには、先日、同級生の藤浪投手が黒田投手にぶつけたことで話題にもなった「投手には内角攻めをしない」という不文律の影響や、人気者であり、球界の至宝である大谷選手に当ててはいけないという「無言の圧力」があることを疑わずにいられません。

いわば、打者大谷は「気を使われている」のです。

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つ 大人の気づかい&マナーサクッとノート

二刀流であり続ける以上、気を使われ続ける

オーナーズリーグ 2013/OL14 074/北海道日本ハムファイターズ/大谷翔平/IF

そんな、「気を使われている選手」だからこそ、打率.200という数字は全くの不足だと思えます。
徹底的に研究され、弱点を突かれ、潰しに来られた上での.200ではなく、あくまで投手メインの選手として扱われ、怪我をしないように気を使われた上での.200なのです。

大谷君はその資質の高さから、高卒から活躍した松井秀喜氏や清原和博氏と成績を比べられますが、投手との二刀流を続けている限り、打者専業で強打者ならではの厳しい攻めを受けてきた二人とは、比べることは出来ません。

確かに素質はありますが、二刀流では打者として本当のトッププレイヤーになることは出来ないでしょう。また、数字的にそれなりの成績を出せたとしても、「気を使われた上での成績」として、永遠に本当の一流たちと比肩することは出来ないと思われます。

本気の勝負の世界で認められる選手になるために、大谷君が打者を捨てる日は近いのではないかと。

大谷翔平 二刀流

大谷翔平 二刀流

 
プロ野球で「エースで4番」は成功しないのか  知られざる二刀流選手列伝 (ソフトバンク新書)

プロ野球で「エースで4番」は成功しないのか 知られざる二刀流選手列伝 (ソフトバンク新書)

 

 

このタイミングで引退する橋下徹は本当にずる賢い

このタイミングで引退するあたり、本当に橋下徹という男はしたたかな男だなと思いますね。

結果的には住民投票で負けたわけです。
しかし、橋下氏は敗北すらプラスに変えてしまおうとしています。

つ 逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)

住民が全て決めたというスタンスの旨み

今回、大阪都構想に関して住民投票という形で完全に判断を住民に委ねたことで、橋下氏は一時的に無責任になりましたよね。

「選択肢は用意したよ。後は決めてよ。」っていう。

そうすることで、今後巻き起こる失政の全てを、大阪の住民及び後任の首長に押し付けることに成功しました。

「正しいことを主張したけど、保守的な住民が正しいことより既得権益を重視したからダメになったんだよ。自分の世代のことしか考えない老害どもがいけないんだよ。ダメになったのは住民が勝手に墓穴を掘ったんだよ。」
と主張することが出来る。
これはおいしい立場ですよね。

つ 悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書)
つ 体制維新――大阪都 (文春新書)

 反論できない夢物語で他人をぶっ叩けるおいしいポジション

橋下式 絶対負けないケンカ術 (祥伝社黄金文庫)

ご本人は、政界は引退し、弁護士に戻るとは言っていますが、間違ってはいけないのは「一介の弁護士に戻る」とは言ってないんですね。おそらく、企業や団体の顧問弁護士や相談役的なポジションを軽くこなしつつ、政治タレントやご意見番としての露出が増えることでしょう。

その際に、過去自分が主張した「大阪都構想」を引き合いに出し、

「あの頃提案した大阪都構想が実現していれば…」

などというタラレバの話が出来るというのはある意味最強の武器です。

だって、「大阪都構想」は実現してないんですから評価しようのない政策なわけです。絵に描いた餅はそれはそれは美しいわけです。

日本全国の全ての失政を、実現しなかった夢物語でぶっ叩ける。
そして、悲運の有能政治家としてブランディングされる。

本当に嫌気が差すほどずる賢く、優秀な政治家だなと。

橋下式 絶対負けないケンカ術 (祥伝社黄金文庫)

橋下式 絶対負けないケンカ術 (祥伝社黄金文庫)

 

  

独自ドメイン+Wordpressでサイトを開始して半月

http://www.flickr.com/photos/15116075@N06/9701883395

photo by e-mariano

 

今月頭に独自ドメインでサイトを開始しました。
流行のスニーカーを、その歴史や開発の経緯から解説するサイトです。
およそ10日~2週間程度経過した状況ですね。

sneakers.tvmn.info

↑うまくサムネが出ない。助けて!

 

立ち上げの経緯としては、私自身がスニーカーを欲しいと思った際、「高くても良いから一番魅力的な一足が欲しい!」と思ったことがキッカケ。

何も考えずに、量販店で平積みにされているスニーカーを選ぶことは簡単ですが、その一つの選択にどのような思いを込めるのかで、買い物の充実感はかなり変わるのではないかと。だから、その商品の歴史や伝統、デザインの特徴などを分かりやすくまとめて、買う理由を教えてあげたいと思い、サイト開設にいたりました。

>>いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 第2版 WordPress 4.x対応 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

独自ドメインは開設初期は苦労する=マジ

さて、アクセスの話です。
正直な話、アクセスはまだ全然ありません。

独自ドメインでサイトがいわゆるGoogleネムーン状態に突入するには、数週間では全然足りないそうで、少なくとも数ヶ月は続けなければいけないようです。割と気の長い話ですね。

site:http://sneakers.tvmn.info」で見てみると、検索のインデックスはされているようなので、後は地道に順位上昇を目指すしかなさそうな気がします。

スニーカーはその商品の単価的な問題や、専門性の高さからあまり競合になるサイトは多くないように思います。
強いてあげるならオシャレ系のキュレーションサイトかなと。今回の超特化型サイトでアクセスを集める経験が出来たら、結構いい経験になるような気がするんですよね。

だから、取りあえず頑張って更新するしかないです。
すぐにアクセスを集めて何かしようと思ったら、絶対ブログサービスを利用した方がいいのですが、ブログサービスでは見れない手作りの楽しさを楽しんでいこうかなと。

継続する心

継続する心

 

 

味覇の中身は「創味シャンタンDX」だった!『ホンモノの味覇』を決める仁義無き戦い勃発

企業

味覇(ウェイパー) 缶 500g

人気調味料「味覇(ウェイパァー)」
どんな食べ物でも本格中華風に仕上げてしまう、ある意味魔法の調味料です。

とりあえず、これをお湯に溶かして卵でも入れとけば中華スープが出来ますし、これと米を炒めればチャーハンが出来上がるというまさに主婦の味方。弱点を挙げるとすれば、どんな料理でもだいたい「味覇(ウェイパァー)」味になってしまうということでしょうか。

そんな「味覇(ウェイパァー)」が製造元ともめて、中身が変わるとのこと。つまり、今後製造され販売される味覇(ウェイパァー)は今までの味覇(ウェイパァー)を模した、商品になってしまうということです。

人気調味料「味覇(ウェイパァー)」の中身が変わる? 製造元との契約トラブル原因 食い違う両社の見解 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

味覇(ウェイパー) 缶 250g

味覇(ウェイパー) 缶 250g

 

 

事の経緯のまとめ

味覇(ウェイパー) 125gチューブ

どうやら、事の発端はキモイおっさんのトラックで有名な廣記商行が発売した、チューブタイプ「味覇(ウェイパァー)」とのこと。

もともと、「味覇(ウェイパァー)」という商品は、創味食品が製造販売している業務用の「創味シャンタンDX」を家庭用に詰めたもの。つまり、創味食品が製造し、廣記商行が販売流通するというビジネスモデルだったそうです。
それが、問題のチューブタイプでは、創味食品の作ったペーストは使わず、別の委託先と契約して売ってしまったということで、創味食品が激オコ。販売中止を求めたものの廣記商行は取り合わず、両社の亀裂が決定的になったということです。そして、30年以上続いた蜜月はあっさりと終わりを迎え、3月末での契約終了となりました。

味覇(ウェイパー) 125gチューブ

味覇(ウェイパー) 125gチューブ

 

 

もう、従来のウェイパーは食べられないの?

創味食品は廣記商行にレシピを提供していないとの事なので、全く同じ製造工程&原材料での味覇(ウェイパァー)はもう食べられないものと思われます。

今後は、「味覇(ウェイパァー)」の名を冠していても、別の工場で従来の味に近づけるために努力した商品として流通することになりますね。

じゃあ、もう味覇(ウェイパァー)は食べられないの?

いや、一つ裏技があります。
上で述べたとおり、「味覇(ウェイパァー)」は創味食品の「創味シャンタンDX」を家庭向けに詰めた商品です。

つまり、「創味シャンタンDX=今までの味覇」なのです。

そして、「創味シャンタンDX」は今年3月20日から家庭用「創味シャンタンDX」の製造と販売を開始したとの事。これを買えば、今までの「味覇(ウェイパァー)」と同じ味をまた食べることが出来るのです。

 

今後、店頭では「味覇(ウェイパァー)」と「創味シャンタンDX」が調味料コーナーで並ぶことになります。
一度は手を取り合い、そして袂を分かった両者。

まさに調味料の仁義なき戦い!世紀の潰しあいに注目です!

 

たった1さじで驚くほどおいしくなる 味覇(ウェイパァー)レシピ

たった1さじで驚くほどおいしくなる 味覇(ウェイパァー)レシピ

 

 

大塚家具、優勢だった父の敗因は「ペラッペラな中身」

企業

社長解任 株主パワーの衝撃 (Mainichi Business Books)

大塚家具の件が先週の金曜日から大層盛り上がってまして、週明けの今週には一斉に朝のワイドショーが取り上げていましたね。

この件は、「どうでもいいけど、面白い」っていうバラエティ番組の必要要素が満たされた、近年まれに見る優良コンテンツなので、安心してみていられるところがとても楽しいですね。正直、大塚家具がどうなろうが直ちに生活に影響はありませんし、家具を買う際にも無ければ無いでほかの店で買うだけの話ですし、仮に無くなっても全く問題ありませんから。

結果的には、優勢と報じられていた父が敗北し、現経営者である娘の勝利という形で決着しました。
ワイドショーでもその内容がかなりの筒抜け状態で報じられており、もはや面白おかしくという表現がぴったりでした。

池井戸潤さんが早速次回作のネタにすることは間違いないでしょう。
ドラマ化の際のセットには是非大塚家具を利用してもらいたいものです。

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

 

 

父か娘か「どっちがマシなのか」を決める泥仕合

地獄のババぬき 『このミス』大賞シリーズ

さて、優勢だった父が何故負けたのか。

様々なメディアで分析が行われておりますが、ホントのところこれしかないと思うんですね。

「どちらがより薄っぺらかったか」

以上です。

メディアでは、父は高級路線で娘はカジュアル路線みたいな、単純な対比軸で語られていましたが、正直、株主にとってそこの戦略はほとんど重要ではなかったように思います。株主の関心事は唯一つ、「どっちが経営した方が儲かりそうか」でしかありません。

高級路線かカジュアル路線かなんて本質的にはどうでもよくて、具体的に「どうやっていくら儲けるのか」をリアルに語れるのはどっちかということが議論されるべき事項なのです。

その点については、両者ともに不足感は否めません。
高級路線かカジュアル路線かという二元論で語られてしまい、どちらに多くの市場があって、どうリーチしていくのかという具体的な点がほとんど議題になりませんでした。つまり、両者ともに具体性が全くない中で選ばなければいけない、

「どっちもババだけど、片方がカラー印刷」

みたいな究極のババ抜き状態に株主は置かれてしまいました。
そうなると、もはやどちらがマシかという判断しか下せないですよね。

地獄のババぬき (宝島社文庫)

地獄のババぬき (宝島社文庫)

 

 

父が自ら示した昭和の遺物感

人間、やっぱり情でんなぁ

その点、父陣営は戦略を間違えました。
父は、株主総会の場で「情に訴える作戦」を取ったのです。

これは完全に逆効果でした。
娘を一方的にこき下ろすだけで、どこがダメなのか、何故ダメなのか、どうして自分がふさわしいのかが全く見えてきません。「娘は難産で大変だった」とか、「自分は30年経営してきた」とか、「社員がかわいそう」とか、そんなの株主的にはどうでもいいんですね。

大事なのは、「あなたを選ぶとどうやっていくら儲けられるのか」なのです。
過去の栄光とかどうでもいい。この先任せて大丈夫なの?っていうところがポイントだったのです。

過去の栄光にすがり、他人をこき下ろすというプレゼンテーションは株主の芯を完全に外しました。さらに、母が出てきて事態は悪化。完全にババアは黙ってろ状態に突入したのです。株主の多くは思ったことでしょう。「ああ、なんだ結局高度経済成長の波に乗って、強運と気合で乗り切ってきた人なんだな」と。

そして、
「正直どっちもパッとしないけど、この父じゃダメなことだけは分かる」
という共通認識が株主に生まれ、めでたく浮動票の80%以上が娘側につくという結果になったのです。株主のニーズも捉えられない経営者に顧客のニーズが分かると思えないので。

世界一わかりやすいマーケティングの本 (East Press Business)

世界一わかりやすいマーケティングの本 (East Press Business)

 

 

冒頭でも申し上げたとおり、大塚家具がどうなろうが正直知ったこっちゃないので、ただただ楽しませていただいたわけですが、「上場企業の事業継承を個人事業の延長レベルでしか捉えられない人が上に立つと、どんな悲惨な末路が待っているか」というモデルケースを示したという点で、非常に良いサンプルになったのではないかと思います。

 

失敗しない廃業・事業承継のしかた事典

失敗しない廃業・事業承継のしかた事典

 

 

広瀬すずの「全部出たと?」は「まだ出ると?」じゃなかっただけマシ

芸能人

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広瀬すずちゃんのカップ焼きそばのCMが下ネタみたいだという批判が、
「一部の声の大きいバカ」から上がりせりふ差し替えだそうです。

www.j-cast.com

 

でも、ぶっちゃけ「まだ出ると?」じゃ無かっただけマシなのではないかと。

<「出る」系セリフ案>

結論:「出る」という言葉を使った時点で詰んでた。

広瀬すず1st写真集「suzu」 (TOKYO NEWS MOOK)

広瀬すず1st写真集「suzu」 (TOKYO NEWS MOOK)

 

 

スイス時計メーカーのスマートウォッチが完全にクソ

企業 レビュー

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週間アスキーPLUSで、バーゼルワールドで発表されたスイス製時計メーカーのスマートウォッチが絶賛されてましたが、おい、ちょっと待てと。
そのブランド感とか時計屋的デザインとか抜きにして、冷静に考えて欲しい。

いやいや、クソだろ。

weekly.ascii.jp

どれもこれも歩数計やら活動量計やら睡眠時間計測やらそんなんばっかですわ

一日の活動量が分かったら何だというの?
そんなの知りたい?
万歩計付けろって。

タニタ(TANITA) 歩数計 PD-635 BK

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一番大事なのはスマートウォッチは何を果たすべきなのか

スマートウォッチの覇権争いで一番重要なのは、腕の上で何をさせるかです。次にくるのがそれに最適なインターフェイスですよ。

まず、何をさせるかという観点では、「カラダに密着してるし、脈も取れるからバイタルセンサーよね」って言うのは、完全に発想が貧困です。
そういういるのかいらないのか分からないけど「すぐにできるであろうこと」よりも、もっと重要なのは何を出来るようにしたいか。今までのどの価値観を壊したいのかっていう、いわゆる「WILL」が何なのかです。

その意味で、絶賛されている「スイス製時計メーカーのスマートウォッチ」はクソです。

貧困な発想力で、今できることを考えて実装しただけ。腕の上で何をさせるのか、何を実現させるべきなのかっていう発想が欠如している。
デザインは良いかもしれないですが、それは時計としてのデザインがいいのであって、スマートウォッチのデザインとして良い訳じゃない。

良いデザインの時計が欲しけりゃ普通に機械式を買えよ。
その方が絶対満足度高いよ。

 

スマートウォッチは時計から最も離れるべき

[パテックフィリップ] PATEK PHILIPPE 腕時計 カラトラバ 5196J メンズ [メーカー保証付 ] [お取り寄せ品] [並行輸入品]

で、デザインはそのWILLを実現する手法に最短距離であるべきです。
パテックフィリップのカラトラバが何故色あせないか。
時間を知るというWILLに対して、これ以上にありえないほどの最適解を示しているからですよ。

スマートウォッチにも最適解が必要です。
スマートウォッチは「丸くて針が3つあって竜頭がついてて・・・」という時計の先入観から極端に離れたところから発想すべきなんです。
スマートウォッチとして実現すべき目的を定めて、それに対して最短距離のデザインを一体誰が最初に示すのか。それを確立すれば、一気に業界のデファクトスタンダードが取れる可能性が高いわけです。
オメガが明日のAppleになっている可能性もある。

その点、この記事の中ではグッチの時計が一番マシですかね。
一番、挑戦的なコンセプトで商品設計をしている気がします。

バイタルデータを知りたいなら万歩計か脈拍計をつけろ。
時間を知りたいなら時計つけるかスマホ見ろ。

スマートウォッチが果たすべきもの、最大の提供価値って何なの?

そう考えたときに、私にとってはスイス時計メーカーのプロダクトは落胆至極。
流行りモノに乗っかったレベルの軽薄なデバイスでしかないという印象です。