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名言1「やるしかないから、やるしかない。」by 有吉弘行

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 会社での今の自分の状況を「社内個人事業主」と呼んでいます。

 

いや、閑職に追いやられているというのではないんです。

特定の部署に属さず、新規の社外取引から会社の利益になりそうなことの種を見つけるという、目標自体が超ざっくりしている上、今まで社内で誰もチャレンジしてきてないミッションが私に課されているわけです。

 

そのざっくり感たるや、達成方法や仕事の仕方についても、前例が無いだけに誰も何ら示唆を持っておらず、上司ものらりくらりと全く頼りに出来ません。そもそも上司って誰だっけ?

 

そして、悪いことに同じミッションを課された仲間が社内にはいないのです。さらに、私の会社はコンシューマー向けのWEBサービスの会社なので、何をやるにも開発の協力は不可欠なのですが、私のプロジェクトには固定の開発リソースも無いのです。何かを実現したければ、各所の協力を自ら集めなければいけない立場。

 

いわば、完全な単独プレー

よく言えば、横断的、遊撃的。悪く言えば放置プレーなのです。

 

もちろん、厳しい環境なだけに得るものもあります。

何かを考え、実現させ、自分の存在を証明するためには、社内外に問わない交渉力、調整力、政治力、提案力。それら全てが必要とされます。そして、自らを律し、自分自身に仕事を与え、実施から完了まで管理する。そういう、仕事における総合力を鍛えるにはこれ以上の環境はありません。

20代でこのような特殊な仕事環境に身を置けることは大変幸運だとは思っています。

 

しかし、当然ながら孤独さ逃げたい気持ちが無いわけではありません。

何かを「やれ、作れ」と命令されることがいかに楽であったか。そんなことを考えない日は無いのです。

 

そんな私が今、最も転職したい仕事はパンにキュウリを挟むお仕事。

決して、その仕事をバカにしているわけではなく、そういう一見単純作業にこそ業務改善の楽しさがあり、私の想像力があればきっと楽しく仕事ができるのでは無いかと思っているのです。

 

そう、現実逃避です。

 

そんな、特殊な環境下で体に変調を来たすほどのストレスを抱えて通勤する車中、目にしたのがこの言葉。

 

「やるしかないから、やるしかない」

 

マイナビ2015の広告のキャッチコピー。

有吉がニヤリと悪そうな顔で笑った写真が印象的なポスターにこの言葉はありました。

 

私はこの言葉のことを考えるたび、不思議と肩の力が抜け、背筋が伸びる思いがします。

一見、投げやりで後ろ向きにも思える言葉のようですが、実はものすごく前向きな言葉だと思うんです。

 

止まっていては進まない。進まないなら何も生み出せない。何も生み出せなければ、金は稼げない。金を稼げなければ生きていけない。前に進むしかないなら、前に進むしかないだろ。

だったら、やるしかないんじゃない?

 

「やるしかないから、やるしかない。」

 

ある意味、働く者にとっての究極なのだと思うのです。

迷ったときに背中を押してくれる言葉だと思います。

現代用語のクソ知識

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