働きたくないブログ

とにかく働きたくない現実逃避ブログ

ゴーストライターってそんなに悪いの?だって秋元康も…佐村河内守のバカ正直さに思うこと

f:id:tsutomu-switch:20140205195752j:plain

もちろん、秋元康先生は全部自分で書いてますけどね!!

聴覚障害の作曲家 別人が作曲 NHKニュース

耳が聞こえない障害を乗り越えて作曲しているとして、CDが異例の売り上げとなっている、佐村河内守(さむらごうちまもる)さん(50)が、代表作の交響曲などを別の作曲家に作ってもらっていたことを、5日未明、弁護士を通じて発表しました。

佐村河内守さんは広島県で生まれ、独学で作曲を学び、耳が聞こえない障害と闘いながら作曲活動を続けているとされています。
平成20年に初めて演奏された「交響曲第1番HIROSHIMA」は、「希望のシンフォニー」として、特に東日本大震災のあと注目を集め、CDが18万枚以上の売り上げを記録するなど、クラシックとしては異例の売り上げとなっています。

しかし、5日未明、佐村河内さんは弁護士を通じて、十数年前から別の作曲家に曲を作ってもらっていたことを明らかにしました。

これについて佐村河内さんは、NHKの取材に対し「平成8年ごろ、初めての映画音楽の作曲の依頼があったが、耳の状態が悪くなり、半分以上を作ってもらったことがきっかけだった」と説明しています。
その後も、このときに知り合った作曲家に、曲の構成や楽器の編成、曲調のイメージを伝え、作曲をしてもらう形で作品を発表し、報酬を渡していたということです。 

佐村河内守さんもすごく葛藤があっての発表なんだろうと思うんですけど、すごくバカ正直というか、何か不器用な人だなあって感じがするんですよね。

作曲が全て一人の力でできるなんて思ってないよ

beauty and harmony 2 -新装盤-(初回限定)(DVD付)

そもそも作曲の定義自体、結構曖昧で正直固まってないところってあると思うんですよ。
例えば、プロのミュージシャンの中には全く楽器が出来ず、鼻歌で作曲している人だっているわけです。有名どころではドリカムの吉田美和さんとか平井堅さんとかね。それって、鼻歌のままではさすがにCDにならないから、綺麗なコード進行に直したり、独自の解釈を入れ補ったり、楽譜化したりする人がいるわけじゃないですか。で、そういう人たちがCDの「作曲者」のところにクレジットされるかっていわれればされないわけです。あくまで作曲は吉田美和だと。

つまり、作曲という活動は「グループワーク」であって、いろんな人の手を借りながらやってるわけですから、「作品は私のエッセンスを結集したグループワークの賜物ですよ!」っていう立て付けに持っていけなかったのかなあと思うんですけどね。
そもそも佐村河内守さんの場合耳が不自由だというハンディキャップもあるわけですから、当然全てを一人で完結できる…なんてことは、みんな思っていないわけですし。

知識ゼロからはじめる作曲 -DTM for Beginners

知識ゼロからはじめる作曲 -DTM for Beginners

 

 

高度なプロダクションシステムで作ってもクレジットは個人名

ゴルゴ13 171 (SPコミックス)

実際に一人ではやっていないけど一人の名前が出る仕事としては、例えば、漫画だってそうですよね。
ストーリーにしたって、編集さんとか時にはアシスタントさんと協力して作ったりしているわけですし、絵もアシスタントさんの力が大いに働いているわけです。そういうときに、編集者やアシ達が出しゃばって原作者に名を連ねるのかといえばそんなことはないわけですよね。

ゴルゴ13さいとうたかをさんだって、完全にプロダクションシステムを確立していて、シナリオ班とか作画班とか綿密に組織化された生産体制を組んでいるわけです。御年77歳のさいとうたかを氏がペンを握らなくても作品ができる体制が完全に出来上がっているわけなのですが、著者クレジットは当然「さいとうたかを」です。みんな、そういうものだと思っていますし、違和感はないんです。

ゴルゴ13 171巻(さいとうたかを著)

秋元康だってそうじゃないの?違うの?ならいいや。

前しか向かねえType A (初回限定盤)(多売特典なし)

また、これは怒られるかもしれないけど、AKB48のプロデューサーで全曲の作詞を担う秋元康大先生だって、全部の曲の一言一句を自ら紡ぎ出してこなせる仕事量では無いと思うわけですよ。
もちろん、全曲に秋元康のエッセンスは入ってるんだと思いますよ。この曲はこういうテーマで、こういうワードを入れて、サビはこれで、こんな感じで…とかね。

当然、これはこれで「手法」であって責められるものではないわけです。

「鼻歌で作曲」と同じようなものですよね。断片的なイメージからエッセンスを抽出する人がいて、解釈を加える人がいて、足りないパーツを補う人がいて、具体的な言葉になおす人がいて。でも、作詞・秋元康なわけですよ。だって源泉は秋元康なわけですから。

ホントにひどいのは、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮」っていうやつじゃないかと。なんだよ「製作総指揮」ってっていうね。中には演出やキャスティング、お金集めまで駆けずり回る、文字通りのエグゼクティブプロデューサーもいるようですが、超大物がここに名を連ねる場合は完全に宣伝文句でしょうからね(これも怒られるかもw)。

トランスフォーマー/ダークサイドムーン(スピルバーグ製作総指揮)

まとめ:ゴーストライター≠プロダクションシステム

つまり、ゴーストライターとか別の人間って言っちゃうから怪しい感じになるのであって、プロダクションシステムですって押し切るか、様々な協力者の皆様にご協力をいただいております!っていう感じでも十分納得感はあったのになあと。
NHKが持ち上げすぎちゃってそうもいかなかったのかもしれませんが。。。

佐村河内守さんも現代のベートーベンといわれるくらい、才能があるのは間違いないので、これで干されちゃったらもったいないよね。

 <あわせて読む>
本当は「与沢翼」なんて実在しない件 -「重大なご報告」とネオヒルズ族の闇感

AKB48の戦略! 秋元康の仕事術 (田原総一朗責任編集)

AKB48の戦略! 秋元康の仕事術 (田原総一朗責任編集)

 
佐村河内守:交響曲第1番 HIROSHIMA

佐村河内守:交響曲第1番 HIROSHIMA

 

 

広告を非表示にする